稲田雅彦

デジタルファブリケーションの進化で、誰もが好きなデザインを選んでカスタムできる。 自分で3Dデータを作り、3Dプリンターで出力するなど、新しい発想でもの作りができる。 デジタルファブリケーションの普及で、大企業でなくても作りたい製品を作ることができる。 大量生産・大量消費の仕組みによらず、1点ものを作ることができる。 ソフトウェアやITの世界は、情報を公開することで大きくなって、次々と社会を変えてきた。 ものづくりの世界ももっとオープンにすることで、新しい何かが生まれる。 データを無料で公開すれば、みんなで作り、改良していこうという流れが生まれる。 データをサイト上にアップするだけで、全世界へ自分の製品を販売することができる。 ものづくりはターゲットが細分化され、大量生産ではもはやフィットしなくなってきている。 自分でカスタマイズしたりいじったりするやり方に、メーカーは対応できていない。 デジタルファブリケーション、そしてオープンイノベーションが、解決策になる。